弟富士山(386m)・若御子峠
2002年3月30日(土)     →徒歩
武州日野駅→弟富士カタクリ園→弟富士山→憩いの広場→若御子峠→国見の広場→清雲寺
→武州中川駅
歩程:3時間5分(コースタイム)
参考地図:山と高原地図「奥武蔵・秩父」昭文社
参考図書:ブルーガイドハイカー9「四季の花を楽しむ100山 関東近辺」 実業之日本社

秩父鉄道武州日野駅に集合。駅から歩いて10分ほどで弟富士カタクリ園に到着。入場料300円。白久
駅方面の大塚カタクリの里とのセット券だった。今回は弟富士カタクリ園のみに行った。群生はしている
ものの、ちょっと元気のないカタクリ。アズマイチゲのつぼみがあり、ナガバノスミレサイシンが咲いてい
た。カタクリ園を出て、弟富士山へ向かい登っていくと斜面にもカタクリがたくさん咲いていた。

展望台に出ると、ミツバツツジが咲いていた。おしべの数を数えると5本。今まで行った山はおしべが10
本トウゴクミツバツツジばかりだったような気がする。程なく弟富士山山頂に着く。山頂といっても展望は
きかない。山頂には浅間神社があった。

下って、浅間神社下社に出る。ここから、しばらく田園散歩。桃の果樹園は花盛り。満開のサクラもたく
さんあった。モモ、サクラのピンクに混じって、レンギョウの黄色もちらほら。

若御子峠登山口に着き、しばらく行くとハイキングマップの看板があった。看板を過ぎて少し行くと、大
反山との分岐があった。スギ林の急坂を登って行くと、一瞬平らになったが、だらだらひたすら登り坂が
続く。時々、秩父鉄道のSLの汽笛が聞こえてきた。

憩いの広場に到着。広場にはフクジュソウがたくさん植えられていて、花も咲いていた。辺りにはアブラ
チャンがたくさんあり、ちょうど花を咲かせていた。アブラチャンの花がたくさん落ちていたので、拾って
つぶして匂いを嗅いでみると、クロモジに似た匂いがした。後日、丹沢のヤビツ峠のアブラチャンの花
の匂いも同じように嗅いでみたが、匂いはしなかった。憩いの広場のアブラチャンは花が咲いたばかり
で新しかったからだろうか。広場で昼食をとり、国見の広場に向かった。

                                                              
                                 憩いの広場                      アブラチャン

国見の広場に着き、下を見下ろしていると、SLの走る音が近づいてきた。SLを探し、なんとか動いてい
るところを見つけるが、はっきりと形は分からなかった。

シダレザクラの有名な清雲寺の手前で上からシダレザクラを眺める。清雲寺の手前に若御子神社の村
社の鳥居があり、そこには狛犬ならぬ狛狼がいた。さすが秩父だー。秩父、奥多摩には狼を神の遣い
として信仰した神社が残されている。狛狼については、大岳山のページ参照。

                                  
        清雲寺                  狛狼                    狛狼                シダレザクラ

シダレザクラはちょうど満開でとてもきれいだった。白い花、ピンクの花、八重になったものなど、いろい
ろあった。清雲寺を出ると、また若御子神社の鳥居があり、また狛狼が。狛狼に会えてうれしい。

                                                                        
                             狛狼                                  狛狼

武州中川駅に着き、解散。

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