大蔵高丸(1781m)
2002年5月25日(土)     タクシー バス →徒歩
甲斐大和駅湯ノ沢峠→大蔵高丸→破魔射場丸→天下石→米背負峠→大谷ヶ丸→ゴンドウ丸
→曲り沢峠→景徳院甲斐大和駅
歩程:4時間40分(コースタイム)
参考地図:山と高原地図「大菩薩連嶺」昭文社

JR中央線甲斐大和駅からタクシーで湯ノ沢峠まで行く。大蔵高丸へ向かう途中、雪のかぶった南アル
プスの山々が見えた。湯ノ沢峠は標高約1640mなので、30分ほど歩くとあっけなく大蔵高丸山頂へ。山
頂からは富士山が大きく見えた。辺りの草原には黄色い花を咲かせたミツバツチグリ(?)、フデリンド
ウ、シロバナノヘビイチゴなどが咲いていた。標高が高いため、木々の葉はまだ出始めの黄緑色だっ
た。トウゴクミツバツツジがちょうど花盛りだった。

                                                             
                                     富士山                        シロバナノヘビイチゴ

山頂を出発し、なだらかな尾根歩き。イタヤカエデが黄緑色の花を咲かせていた。日当たりがいい草原
に昼間なのにオオミズアオが枝に留まっていた。夜行性のはずなのになぜこんなところに?
逃げないので、じっくり写真を撮った。先日も平地で昼間に草に留まったオオミズアオを見たが、この時
期羽化して羽でも乾かしているのだろうか?よく見ると後ろばねの先がまだ伸びきってないように見え
る。辺りにはアマドコロが咲いていた。破魔射場丸を過ぎるとガレ場があって、急な下りがあった。モミジ
イチゴが白い花を咲かせていた。

                                      
           イタヤカエデ              オオミズアオ              モミジイチゴ

樹林帯に入るとシロバナエンレイソウ、ユキザサ、ツルキンバイなどが咲いていた。大谷ヶ丸に着くと、
山頂のブナに虫こぶが付いていた。昨年の同時期に日光高山で見たものと同じだった。今度は綺麗に
写真が撮れた。山頂で昼食をとってから、出発した。

                          
    シロバナエンレイソウ             ユキザサ             ツルキンバイ              虫こぶ

曲り沢峠に着くと甲斐大和駅方面に向かう道は荒れているという旨の看板があった。地図にもそう書か
れていたので、当初から平行する南側のルートをとる計画だった。大鹿山の手前で西に折れ、甲斐大
和駅方面へ向かった。途中、ツクバネソウ、ミツバウツギ、ツリバナ、クサノオウが花を咲かせていた。

                                                      
              ツクバネソウ                ミツバウツギ               クサノオウ

景徳院に着いて、休憩する。甲斐大和駅を目指して歩くと、景徳院入口バス停があった。大和村営バス
で料金は100円。10分も待てばバスが来るので、待つことにした。しかし、バスは満員で通りすぎていっ
た。待っていた他の団体の人はバスがあることを電話で確認してから来ていたという。ひどいなぁと言い
ながら、しぶしぶ林道を歩きはじめるが、良い天気でアスファルトの照り返しがきつい。つ〜か〜れ〜た
〜と思いながら歩いていると、客を降ろしたバスが戻ってきた。歩いていた人々は皆乗り込み全員座る
ことができた。甲斐大和駅に着き解散。

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