妹に子どもが生まれるので、倉庫に放置されていた昔お世話になった子ども用椅子を使えるようにして
みようと思い立った。
車庫兼倉庫に長年放置されていたので、埃と傷だらけだ。でも、がたつきはないので、使えそうだ。
といっても、かなり汚く傷だらけ。粗大ごみにしか見えない。
手軽さを優先して、クレヨンタイプの傷かくし『かくれん棒』を使ってみようと思った。
シートは張り替えも考えたが、子どもが使うとすぐ汚れるので、綿の布だと汚れが中まで染み込んでしま
う。ということで、すでに貼ってあるビニルシートの上から布を重ねることにした。
作業手順は・・・
@ドライバーを使ってシートをはずす。
A木枠とシートの埃と汚れをクリームクレンザーを使って落とす。
Bきれいになったシートに布をかぶせる。
リフォーム前
布を張るのはタッカー(上から針を打ち込めるホッチキスみたいなもの)を使うのが手軽だが、背の部
分をきれいに仕上げるには結局、針と糸で縫わなければならないので、背板と座板の部分をまとめて
袋状にした布をかぶせることにした。実際の大きさ(周囲)より+2cmで布を切って、側面をスナップ留
め。枠に固定する時、ネジ位置に千枚通しで穴をあけることにした。ネジ穴部分をかがるのは面倒な
ので、穴をあけただけ。ネジ穴からボロボロになるほど洗濯はしないと思うので、かがるのは省略。
C木枠の傷かくし
『かくれん棒』を傷に塗りこんで、乾いた布で磨く。でこぼこが無くなるまで、塗る磨くを繰り返す。
作業前 かくれん棒を塗ったところ
磨き上げて凹凸を無くす
拡大写真はこちら。
D木枠とシートをネジ留めして、出来上がり。
出来上がり
※『かくれん棒』は見た目と塗ってみた色がちょっと違ったので、色がいまいち。何本も買ってくるのが面
倒なので、ブラウンとマホガニーの2色で済ませてしまった。後で説明を読んだら、とかし合わせて調
色もできると書いてあった。そこまで凝らなくていいや。
わりと深めの傷もきれいになったのが意外だった。
捨てないのなら、もっと大切に保管しておけば、こんなに面倒な作業はいらないわけで、大事にする
のがいちばんですね。
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