甥のために何か服を作ろうと思って、本を買ってきた。母が昔、パッチワークや洋裁をやっていたので、
ウチには布地ばかり大量にある。その有効利用も考えてのことである。肌着なんて絶対に要るだろうか
ら、作ってみることにした。肌着用の布地はサラシや綿ジャージーと書いてある。サラシはないし、綿ジャ
ージーは人形用の肌色しかない。肌色なんてラクダのシャツっぽくてかわいそうである。なんかいい布な
いかと考えていると、もらったけど柄が気に入らなくて放置されている着ていないTシャツが何枚かある
のを思い出した。ということで、Tシャツから作ることにした。結局布地の在庫を減らすことはできなかっ
たが。
服をつくるのなんて高校の授業以来である。でも、縫い方は丁寧に本に書いてあるので、なんとかなっ
た。ルレットを使ってチャコペーパーで型紙の線を書くのなんて久しぶりで懐かしかった。とにかく赤ちゃ
ん用なので、小さくてそれほど時間もかからなかった。短肌着と長肌着を1枚ずつ作るのに使ったTシャ
ツは2.5枚。柄をよけて作ったので、枚数が必要だった。残ったはぎれは、適当な大きさに切って、食器
の油汚れをふき取るのに使うことにした。
出来上がりは写真のとおり。Tシャツの柄の一部を取ってアップリケにしてみた。
※写真をクリックすると大きくなります。
他にタオルで背当てやよだれかけをつくってみた。ウチには使い切れないほどタオルもある。
量販店で売られてる値段を見ると作る気なくすけど、Tシャツが違う形で使ってもらえたので、よしとしよう
と思った。
HOME 作業室TOP
|