加入道山(1418.4m)・大室山(1587.8m)
2002年11月17日(日)     車  →徒歩
JR松田駅用木沢出合→白石峠→加入道山→大室山→犬越路→用木沢出合JR松田駅
参考地図:山と高原地図「丹沢」昭文社

JR松田駅に集合して、車に分乗し、用木沢出合のゲート手前の駐車場へ。当日は残念ながら、曇でと
ても寒かった。
紅葉は来る途中の車道の周辺と用木沢出合の辺りがきれいだった。立ち止まって特に
眺めるものもなく、速いペースで登っていく。私は普段山に登る時は写真を撮りながら、ゆっくり歩くの
で、黙々と歩くのには慣れていない。ついて行くのに精一杯になってしまった。私はメンバーの中でいち
ばん若かったので遅れるわけにはいかなかった。50代から60代の人もいたのに皆が健脚で驚いた。そ
のうち、周りに眺めるものがなく、被写体が無いので欲求不満になって、歩くのに飽きてきた。とりあえ
ず、名前の分からない落ち葉を拾ったりしながら、歩く。曇っていて寒いはずなのに、ペースが速いので
大汗をかいてしまった。途中通ってきた白石峠は名前のとおり、白い大理石が見られた。

加入道山に近くなってくると、霧氷が見られた。大汗をかいて登ってき
た甲斐があった。麓は紅葉なのに山頂近くは霧氷。曇でどんよりとし
て、見晴らしがきかないことを残念に思っていたが、気温が低いおか
げで綺麗な霧氷を見ることができた。加入道山に着き、避難小屋で昼
食をとった。お湯を沸かして、温かい飲み物で温まる。避難小屋の温
度計は3℃だった。                                   加入道山付近の霧氷

大室山を目指して、出発して間もなく、さらに結晶が発達した霧氷が見
られた。曇とはいえ、昼間なので、霧氷が少しずつ融け始め、木から
落ちてきて、雨(みぞれ?)のように降っていた。落ち葉の上に霧氷が
落ちた様子は雪が積もったようだった。やがて真っ白な世界になり、
足元の笹にも霧氷がついていた。霧氷の中ではゆっくり歩かせてもら
って、写真撮影を楽しんだ。                               落ち葉の上の霧氷

                                     
         結晶の発達した霧氷1            笹についた霧氷             結晶の発達した霧氷2          上から下まで霧氷

大室山に近づいて行くと辺りにはだんだんブナの大木が増えてきて、立ち枯れしたものも見られた。大
室山と犬越路の分岐のベンチのところで、先に出発していたSさんがアップルパイとお湯を沸かして待っ
ていた。皆でおいしくいただいた。ごちそうさまでした。大室山山頂には5分ほどで着いた。山梨百名山
の看板があり、地図で確かめてみると加入道山から大室山への道は神奈川県と山梨県の県境だった。
記念撮影をして犬越路に向かった。

登山道の両側には笹が生えていて、山頂付近は背が低く、葉の小さい笹だったが、降りて行くと背が高
く葉の大きい笹(クマザサ)に変わった。犬越路で小休止してから、用木沢沿いに下っていった。この道
では、紅葉が見られ、所々に赤や黄色の鮮やかな場所があった。1時間ほどで用木沢出合に到着し、
解散した。

                    
    大室山山頂付近のブナ         紅葉1                     紅葉2                   用木沢

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