富士山きのこ観察会 その2 |
2002年10月12日(土) →バス →徒歩 JR松田駅→富士山北麓 参考地図:山と高原地図「富士・富士五湖」昭文社 |
かながわ森林インストラクターの会の企画できのこ研究家の先生を招いて観察会が行われた。きのこ が分かるようになりたい私は、この観察会をずっと楽しみにしていた。 集合場所のJR松田駅に行くと、大きな貸しきりバスが待っていた。すげ〜。参加者は20人くらいだった から、広々ゆったりと乗れた。 当日は雲ひとつ無い快晴。富士スバルラインから少しそれた富士山北麓の某所にバスを止める。籠を 持参している人が多い。みんなやる気満々だ。森の中に入っていくとまず、りっぱなムラサキシメジが生 えていた。紫色がとてもきれいなきのこだ。歩き進むとホテイシメジがたくさんあった。みんな足が速く気 が付くと周りに人が一人しかいない。はぐれそうで、なんか落ち着かない。とりあえず、きのこを識別でき ないので、適当に採っていった。林道に近いところで、数人の人がいて安心していたら、またも周りに人 がいなくなった。でも、とりあえず、林道沿いなら迷わないだろうということで、林道からあまり深くない位 置を適当に歩いていった。こんなんじゃたいした収穫もないな、時々見つけてもホテイシメジばかりだし。 と半ばあきらめながら、歩いていると大きなオレンジ色のキノコがたくさんあった。傘が傷つくとオレンジ 色の汁が出る。きれいなきのこだから、毒かな?と思いつつ、あまりにりっぱだったので、目に付くだけ 採った。その後、つばがきれいについていて、形の整ったきのこを見つけ、食べられるとは思わない が、名前を覚えようと思い、採取した。このきのこは、ナラタケだった。 集合時間になったので、バスに戻った。「こんなきのこがあったー。」とさっきのオレンジ色のきのこをみ んなに見せると、「アカモミタケじゃないかー。すごいなー。それもこんなにりっぱな。」とうらやましがられ た。毒どころかすごいきのこだったらしい。ビギナーズラックと言う奴か。 その後、バスに乗り、スギの倒木に付くスギヒラタケのあるポイントに移動。こちらでは1時間半ほどきの こを探す。ここでは、スギヒラタケ以外には収穫なし。ハナガサタケをたくさん見つけたが先生によると食 べないらしい。先生について歩いた人は、数種類の食べられるきのこを採っていた。 某公園のバーベキューコーナーの鉄板でスギヒラタケを塩、コショウでいためて食べたが、おいしかっ た。スギヒラタケ入り焼きそばも作って食べた。 2004年10月スギヒラタケは安全が確認されるまで摂取を控えるよう厚生労働省から通知が出ています。 おいしいのに残念です。 その後、新聞紙の上に収穫物を広げ、順に先生に鑑定していただいた。だいぶ食べられないきのこが 混じっていた。今回も写真を撮ることのできたきのこを紹介する。 <自分で採ったきのこ> ムラサキシメジ ホテイシメジ アカモミタケ エセオリミキ ハナガサタケ クリタケ ナラタケ スギヒラタケ <写真だけ撮らせてもらったきのこ> アイシメジ キヌメリガサ チャナメツムタケ ハイイロシメジ カヤタケ サクラタケ JR松田駅までバスで戻って解散。翌日は早朝から出かけなければならなかったので、深夜まできのこ を洗いまくった。きのこ狩りの翌日は家にいて、ゆっくり料理したいものだ。 アカモミタケは炊き込み御飯とそのままマーガリン焼き、ムラサキシメジはホワイトソースのシチュー、ホ テイシメジはトマトのシチュー、クリタケ、ナラタケ、ハナイグチ、エセオリミキ、ホテイシメジをいっしょに きのこうどんにして食べた。おかげで、ほぼ一週間毎日きのこづくし。 アカモミタケは炊き込み御飯にしてもきのこの味がよく分からなかった。マーガリン焼きの方が良かっ た。網焼きにするのも良かったかもしれない。ムラサキシメジはやわらかく肉厚で食感がよかった。ホテ イシメジはトマト味に負けて味がよく分からなかった。きのこうどんも、きのこの味は良く分からず。 今はまだ、きのこを採ることだけでも充分楽しい。料理は二の次かな。 冷凍庫には、まだきのこが残っているので、他の料理法を試してみるつもりである。 HOME ボランティア録TOP ※写真の下のタイトルをクリックすると大きくなります。説明文もあり。 |
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