棒ノ折山(棒ノ嶺)(969m)     
2001年3月24日(土)     バス  →徒歩
青梅駅上成木バス停→登山道入口→小沢峠→黒山→権次入峠→棒ノ折山→権次入峠→岩茸石
→名栗湖→さわらびの湯東飯能駅
歩程:5時間25分(コースタイム)
参考地図:地球の風「奥多摩 大菩薩」日地出版


バス停に着き、しばらく舗装された道を歩く。登山道に入るとのっけからスギ林である。しかし、今回も花
粉症の薬のおかげで、くしゃみ鼻水は出ない。でも、やたらのどがいがらっぽい。薬のせいだろうか?
途中カンアオイの花が咲いていた。花を見るのは初めてである。カンアオイの仲間は花が無いと同定が
難しいそうだ。今回は写真を撮ったが、花の中身までは写ってないので、同定できなかった。

小沢峠を過ぎると、両側にカタクリの葉がたくさんあった。花の時期はさぞきれいだろう。
途中開けた場所があり、ダンコウバイとアセビの花が咲いていた。
そこを過ぎると、スギ、ヒノキの人工林に入る。黒山に近づいて行くと、途中で落葉樹林になった。やた
ら、皮のはがれた木が目立つ。それも皮がはがれているのは同じ高さまで。犯人はシカだろうか?カモ
シカだろうか?ここも冬の食料が少ないのだろうか?皮のはがされた木はリョウブだった。

                                 
                 アセビ                    皮はげリョウブ

黒山山頂でちょうど昼時になったので、昼食をとる。
ヒオドシチョウが日向ぼっこをしていたので、写真を撮る。

権次入(ごんじり)峠を経て棒ノ折山山頂へ。山頂は広場のように広々としていた。権次入峠へ戻り、岩
茸石を経て、白谷沢沿いを下る。沢沿いは急で岩がぬれているので、滑らないように注意しながら下
る。下りは足場が悪い方が緊張感があって、花粉症の季節には良いようだ。前回の足和田山の時のよ
うに眠くはならなかった。沢沿いにはハナネコノメが咲いていた。この花も早春を感じさせる花だ。
蕾のものが多かったが、開花しているものも少しあった。

                                                            
                ヒオドシチョウ                      ハナネコノメ

名栗湖の手前に白谷の泉という湧き水があったが、「生水注意」と書かれていた。残念。
名栗湖を経て舗装された道を歩き、「さわらびの湯」に向かう。さわらびの湯の露天風呂は円形の湯船
のふちが椅子の形になっていて、腰に水流が当たるようになっていた。湯は浅く半身浴しかできなかっ
た。湯船の真中だけは深いが、足を入れるスペースしかないので、肩まで浸かれず寒かった。さわらび
の湯のリーフレットによると露天風呂ではなく野外ジャグジーなんだそうな。
帰りは、温泉前のバス停から飯能駅行きのバスに乗る。途中の東飯能駅前で降り、八高線経由で帰
る。

HOME  徘徊録TOP               ※写真の下のタイトルをクリックすると大きくなります。説明文もあり。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送